ジェンダーギャップについて考えるワークショップ
3月8日は女性の地位向上、女性差別の払拭等を目指す日とされており、国連が定めた国際デーの一日です。
男女格差を数値化してジェンダーの不平等さを表すジェンダーギャップ指数で、日本は146カ国中125位と、非常に低くなっています。
今年度は、連携協定大学の帝塚山大学法学部の末吉教授を御招きし、ワールドカフェスタイルのワークショップを開催しました。
ワークショップでは、末吉教授のゼミで開発されたジェンダーギャップカルタを用いて、様々な事例の男女格差について学びました。
また、株式会社ポーラ様からご提供頂いたワークブックも利用しながら、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)について生徒たちは意見を出し合い、知見を深めました。
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ワークショップに参加した生徒たちからは下記のような感想が出されました。
「気がつかないうちに思い込みで周囲を捉えている自分がいることに驚いた。広い視点と多角的な視点で人と接する必要があると感じた」
「自分には『無意識の思い込み』はないと思っていたけれど、自分にも思い込みがあることを知ることができた。もっと周囲の人たちに目を向けていくべきだと感じた」
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このように、自分たちの中にあるアンコンシャスバイアスに気づいた生徒が多くいました。
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ワークショップの最後に末吉教授から御講評を頂き、生徒たちにとって大変貴重な機会となりました。
日々の生活の中でもアンコンシャスバイアスのない視点で物事を捉えられるようになってくれることを期待します。