国際理解Gコース2年 ASEP参加
国際理解Gコースの2年生が、12月27日(火)~28日(水)ASEP(Asian Student Exchange Program) に参加しました。
今年もコロナの影響で3回目のオンライン開催となり、日本・台湾・韓国・インドネシア・タイなど、アジア各国の中学・高校・大学から約110チームが出場しました。
本校の生徒はABCの3つに分かれ、台湾高雄市にあるセントポール高校・三民高校・林園高校とそれぞれチームを組みました。
今年の大会テーマ“ The Balance and Conflict between Economic Development and Environmental Sustainability- Focus on SDGs ” に基づき、経済発展と持続可能な環境を実現するために何ができるかについて考えました。
具体的には、A班は公共交通手段の活用と環境改善、B班は廃棄食糧削減とより良い社会の実現、C班は奈良の観光業や高雄の石油化学工業の環境への負荷と改善策という観点。
そこから自分たちの生活や地元の課題、またその解決策について意見を出し合い、英語で発表しました。
大会数週間前から関連情報の収集、スライドやスクリプトの作成、質疑応答の準備等、台湾の生徒の皆さんとオンラインで準備をしてきました。
実際に対面して意見を出し合うのとは異なり、時差を考慮しながらの意思疎通は簡単ではありませんでしたが、得たものはたくさんあります。
明確な答えのない課題について粘り強く考えること、自分の意見を持ちつつ他者の考えを尊重すること、伝えることの難しさなど、ASEPを通じて体感したすべてを今後の学びに活かしてほしいです。
台湾の先生方や生徒、大会運営に携わって頂いた皆さま、本当にありがとうございました。