NEWS / お知らせ

            11月14日（木）

国際理解Gコースの1年生は、甲南大学体験会を実施しました。
1日の流れは次の通りです。

１.西宮キャンパスでの学びと模擬講義体験
　最初に訪問したのは、マネジメント創造学部の拠点である西宮キャンパス（CUBE）でした。
まず、地域課題の解決に経営や経済の学びを活かすという学部の特色についてのお話がありました。
続いて、海外でのフィールドワークや実践的な英語力を養う「CALAプログラム」、卒業研究プロジェクトなど、4年間の具体的な教育活動についてご説明いただきました。
その後、マネジメント創造学部長の木成先生による模擬講義を体験しました。
講義では、先生が提示する「無人料金箱が抱える問題」や「災害時の避難を促す効果的なメッセージ」といった地域課題について、行動経済学の視点を活かしながらグループごとに解決策を考えました。
　生徒たちは各テーマに対し熱心に話し合い、学んだことを実社会に活かすことで深い学びを得る体験ができました。

 


２.キャンパスツアー
　次に、大学生の方々によるキャンパスツアーがありました。
グループワークがしやすい教室や図書館、コンピュータートラブルに対応してもらえる「IT工房」、英語のみ使用可能な「O-Zone」など、充実した施設を見学しました。




３.岡本キャンパスでの異文化理解講義
　午後からは岡本キャンパスを訪問しました。食堂で昼食をいただいた後、グローバル教養学環の伊庭先生による模擬講義が行われ、「異文化理解・国際理解・移民・難民」について考えました。
　文化とは何か、異文化理解と国際理解の違い、移民と難民の違いといった、高校ではあまり触れない問いについて意見を交換し合いました。
また、「自分以外の人が持つ考え方や習慣がすべて文化である」「文化に上下はない」「世界には報道されていない混乱がある」など、先生のお話からたくさんの新しい気づきや学びを得ました。




　今日一日で、私たちの世界は少し広がったように感じます。
まだまだ知らないことは多いですが、今後もさまざまなことに関心を持ち、自ら学ぶ姿勢を大切にしていきたいと思います。
甲南大学の教職員の皆さま、そして大学生の皆さま、本当にありがとうございました。