奈良育英中学校・高等学校

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Gコース 京都外国語大学 英語キャンプ

  • 2021/11/09 高校

国際理解Gコース1年生 京都外国語大学 英語キャンプ

国際理解Gコース1年生は、10/30-31の日程で京都外国語大学主催の英語キャンプ『Camp PAX Mundi』に参加しました。
この企画は、国際貢献学部グローバルスタディーズ学科の学生さんたちによってコミュニティエンゲージメントという授業の一環でプログラムされたものです。
SDGsのテーマに沿ってフィールドワークやディスカッションを行い、高校生が大学生や留学生と共にその解決策を考えるユニークな協働型プログラムです。

1日目:大学に集合の後、2グループ(4班)に分かれて活動しました。
今回のテーマはSDGs4(質の高い教育をみんなに)とSDGs15(陸の豊かさを守ろう)です。アイスブレイクを交えてオリエンテーションが行われ、大学生や留学生と英語を使いながら交流を深めました。

午後は、それぞれのテーマにそったフィールドワーク。

SDGs15のチームは京北エリアに移動し、里山に関するレクチャーをNPO法人“ROOTS”代表の中山慶さんから英語で受けました。
また、京都在住のフランス人建築家アーティスト、セバスチャン、メラニー両氏から自然と調和した家具や住居についてお話を聞きました。
その後、チームは美山にある“かやぶきの里”を訪問し、かやぶき屋根保存の取り組みや人々の暮らし、屋根の仕組みなどについて学習をしました。


SDGs4のチームは京都市学校歴史博物館を見学しました。
日本で最初の学区制小学校の創設資料をはじめ、京都市の学校に遺された教科書や教材など、教育資料も展示されていました。
また、企画展として京都における幼稚園のあゆみに関する展示もあり、生徒たちはそれぞれに興味をもって見学しました。
大学に戻ってからは、京都民際日本語学校の留学生と英語でオンライン交流を行い、それぞれの母国の教育・学校・文化など、様々なテーマについて話し合いました。

2日目:この日は前日の活動を振り返りながら、午後のプレゼンテーション発表に向けてチームとしての意見をまとめる作業をしました。
大学生から英語でのプレゼンテーションのコツや上手なスライドの作り方などのアドバイスを受け、午後の発表に備えます。

【プレゼンテーション発表】
大学生に付いてもらいながら英語での表現や発音のアドバイスを受け、チームごとに英語で発表を行いました。

2日間を通じて生徒たちはほとんどの活動を英語で行い、コミュニケーションやプレゼンテーションの活動を行う中で、高校の授業では得がたい貴重な体験をさせていただきました。
大学生や留学生の方々からは、SDGsの学習だけではなく、プレゼンテーションの準備の仕方・スライドの作り方・発表の仕方など親切に教えて頂きました。
生徒達にとって、今後の大きな財産になることと思います。
2日間親身にご指導とお世話をして頂いた、陳先生・大学生・留学生・スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


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