奈良育英高等学校のお知らせをご案内します。
6月18日(土)
今年度からスタートした高大連携行事「SDGs大学ゼミ」の第1回目が行われました。
このゼミは、大学の先生をお招きしてSDGsの17の目標に関する講義を受講することで、それぞれが「自分に何が出来るか?」ということを考えるだけでなく、
現在生徒たちが取り組んでいる探究活動の一助とするために計画された高大連携の取り組みです。
第1回目の今回は、関西大学様、京都外国語大学様、帝塚山大学様の3大学から先生をお招きし、SDGs3、5、16をテーマにご講義頂きました。
参加した生徒たちは、普段の教科の授業とは異なる大学の先生による講義という事で、少々緊張しながらも熱心に耳を傾けていました。
講義終了後は、各大学の職員の方より大学の紹介もあり自身の進路選択についても考える良い機会となりました。
ご参加いただきました各大学の皆様、ありがとうございました。
(今回の講義のテーマ)
SDGs3 「安全を考えるとはどういうことか」 関西大学 社会安全学部 西村弘先生
生徒の感想(抜粋したもの)
Aさん
「大学受験はまだ先のことだと思って過ごしていましたが、この講義を聴き、大学で何を学ぶのかをもっと自分と向き合って考えなければならないと感じました。」
Bさん
「安全とは何かということを考えることは、安全が脅かされていることである、という言葉が強く印象に残りました。」
Cさん
「普段の学校の授業で習うものとは異なる学びがあって、もっと色々な学部の講義も見てみたいと感じました。」
SDGs5「ジェンダーギャップを考える」 帝塚山大学 法学部 末吉洋文先生
Dさん
「この講義は、普段自分たちがあまり意識していないことについて、深く考えるいい機会になったと感じました。」
Eさん
「自分自身も家庭を持ったときに、パートナーと話し合って育児や家事を行おうと思いました。まずは、今母がしている家事などを当たり前と思わずに感謝しようと改めて思いました。」
SDGs16 「ウクライナ情勢から考えるSDGsと平和」 京都外国語大学 ロシア語学科 菱川邦俊先生
Fさん
「もっと戦争の怖さや命の尊さを理解することが必要であると感じた。そのためにも一人一人が今できることを考え、行動に移すべきだと思った。」
Gさん
「今の世界は、SDGsが求めている世界像とは反対の方向に進んでいるように感じた。今後、どのようにして情勢が回復していくか注目し、自分には何ができるのかを考えたいと思えた。」
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