奈良育英高等学校のお知らせをご案内します。
2017年8月3日(木)
2017年度国際協働プレゼンテーションのテーマ
" My Identity as a Member of the International Community "
生徒たちは、8時半に近鉄奈良駅の裁判所前に集合し、バスに乗り込みました。
奈良での3日間を一緒に過ごしたホストファミリーとは、ここでお別れです。短い間でしたが、お互いの絆は深く、涙を流す様子も見られました。たくさんの人に見送られ、いよいよ出発です!
2回の休憩をはさんで、日本福祉大学に到着しました。
荷物を置いてすぐ、本番に向けて最終のプレゼンテーションの確認を行いました。
全員が意識を高めて,これまでの練習の成果を十分に発表できるように先生からの指導が入り、本番スタートです!
プログラムが進み、いよいよ、Aチーム(奈良育英高校&セイントポール高校)の番が回ってきました。
Aチームでは、「教育とアイデンティティ」というテーマに絞ってプレゼンテーションを組み立ててきました。「教育」と一言で言っても、テストのための勉強から人間力を形成するための経験まで、多様な視点から「成長」というものは捉えられていること。それを享受しながら、色々な人や物事に刺激を受けて形成されていくのが、「アイデンティティ」だということ。最後に生徒たちが強調していた“We are what we learn”という言葉は、教育を受ける側・教育を行う側どちらの立場であっても、心に響くものだったことでしょう。
レベルの高い発表が続く中で、緊張した面持ちだった生徒達ですが、本番ではそんな緊張を微塵も感じさせない堂々とした発表を行うことができ、みんなで発表が終わったあとに涙しました。全員で力を合わせて練習したものを発表し、達成感を感じていました。
プログラムが進み、次はBチームの発表(奈良育英高校&三民家商高校)です。Bチームのテーマは「環境問題と私」。特にごみ問題に焦点を当て、人間の身勝手な行動が、自然や動物たちを苦しめることになることを訴えかけました。広いテーマだけに、どれだけ具体的な内容を掘り下げられるかと、どうやって観客を引き込むかが鍵だったこのチームですが、スキット劇を盛り込んだり小道具を使ったりと、様々な工夫が凝らされたプレゼンテーションとなりました。
このチームは、スクリプトの暗唱や英語の発音は勿論のこと、その役柄になり切った演技にもこだわりながらそのプレゼンテーションを作り上げていました。本番でも緊張した様子はうかがえましたが、大勢の観客に臆することなく、全力で劇と発表をやり切りました。生徒全員、終わった安心感と達成感に満ち溢れた笑顔を見ることができました。
すべてのプレゼンが終わったのち、選抜チーム8校の発表がありました。
なんと、そのうちの1つに、Aチームが選ばれました!
選抜校は2日目にもう一度、全体の前で発表する機会が与えられます。今回それぞれの中にある改善点を見つめ、さらによい発表にしようと一致団結しました。
最後に全員で写真を撮り、1日目は終了しました。生徒にとって、刺激や喜び、悔しさや達成感など、色々なことを感じられる1日となったことでしょう。
大会本番2日目の様子はこちらからご覧ください。
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