奈良育英中学校・高等学校

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WYM 2017 国際協働プレゼンテーション大会 本番 2日目

  • 2017/08/08 高校

2017年8月4日(金)

2017年度国際協働プレゼンテーションのテーマ
"My Identity as a Member of the International Community"

 

2日目の開会式が始まりました。プレゼンテーションだけでなく、聞く姿勢や問題意識を持ち続けること、世界に対して前向きであることなど、これからの生き方についてのメッセージが伝えられました。

 

Aチームは昨日のプレゼンテーションが評価され、選抜された8校中トップバッターで発表することになりました。直前まで練習を重ねたおかげで、発表は前日の発表よりもさらに良いものになりました。

 


 しかし、質疑応答のコーナーでは、上手く答えられず、涙を見せる姿もありました。この悔しさは次の課題へのエネルギーです。自分の足りなかった部分を感じる時間を得たことで、生徒たちはさらなる向上心を持ってくれると信じています。

 会場では、選抜ならではの空気感と緊張感に囲まれながらも、素晴らしい発表をする他校の姿を見ることができました。刺激をお互いに受け、さらによい人間力と発信力のある生徒になってもらえることを願っています。

 お昼休みには、台湾チーム全員と一緒にお昼ご飯を食べ、昨日作成した色紙を台湾の生徒に渡しました。感動して泣きだしてしまう生徒もいて、人の出会いと別れの大切さを体験したことと思います。一緒にいられるのも今日が最後です。たくさん、良い思い出を作ってほしいです。

 

 

午後からはアクティブ・ラーニング・セッションです。
いくつかの部屋に分かれて、作ってきたプレゼンをもう一度披露します。小会場で発表をする魅力は、観客との距離が近いことです。Aチーム・Bチームそれぞれ、色々な人からコメントを貰い、意見を言い合い、刺激を受けていました。

 

 

最後に、結果発表です。
Aチームはプラチナ賞、Bチームはゴールド賞を受賞することができました。

 

 

   国際プレゼンテーション大会の醍醐味は、たくさんの国から同じ年代の生徒たちが集まり、「世界」という広い一つの土壌を捉え、その未来への自分たちの関わり方を話し合えることです。国籍や文化背景、言語の違いから、分かり合えないと感じることもあるかもしれません。それでも、地球という一つの集合体に属する「地球市民」として、同じ土俵に立ち、同じ課題に向き合い、一緒に力を合わせていく。この経験はきっと将来、何倍にもなって、生徒たちの未来を豊かにしてくれると信じています。
 この大会に出るにあたり、色々な思いや、伝えたいことや、刺激があったことと思います。日常生活に戻っても、ここで感じたことを忘れずに、少しだけ広くなった視野で、これからの世界を見つめていってほしいと思っています。

 

台湾の学校(St.Paul High School)のHPにも、この大会の模様が掲載されました。

こちらからご覧ください。


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