奈良育英高等学校のお知らせをご案内します。
2018年2月20日(火)
現地視察二日目 2018年2月20日(火) 3校訪問
Papatoetoe High School (パパトートハイスクール)
生徒数約1800名の共学校。高水準の教育とスポーツや芸術面においても充実した環境が整っている。世界各国から多くの留学生を受け入れており、英語を学びながら様々な国や地域の方と交流ができる。近くにはショッピングセンターもあり、比較的便利な立地条件にある。
Tさん
持ち前の明るさと行動力で人間関係を広げ、多くの友だちを作り充実した毎日を送っています。自分から話しかけることを心がけたり、英語日記を書くなど前向きな姿勢も見られました。Accounting(会計)の授業はやや難しいそうですが、英語クラスでは映画を見たり、理科は以前に習った分野でもあるため、苦戦しながらも現地学校の授業にもすっかり馴染んでいる様子でした。朝のmorning tea の時間など、日本とは異なる習慣も良い経験になっているようです。ホストファミリーの方がいつも親身になって接してくださることもありがたいですね。自主的にランニングをする際も、ホストファミリーの許可を得てから…だそうです。留学を無事に終え、元気に帰国するためにはとても大切なことですね。
Yくん
いつも物静かでマイペースなYくんは、ニュージーランドでも穏やかに学校生活を送っているようです。初対面の人と打ち解けるには少し時間がかかってしまうのかもしれませんが、残りの限られた時間を有効に使って一人でも多くの友だちを作ってほしいと思います。挨拶はもちろん、自分の好きなことや趣味をきっかけに輪を広げていきたいですね。授業では、わからないことを電子辞書で調べるなど、自分で対応しようとする姿勢は素晴らしいです。クラスの友だちや現地学校の先生方も全力でサポートして下さっています。Yくん、頑張って!! ホームステイ宅では食文化の違いにやや戸惑いもある様子でしたが、体調管理には気をつけながらあと1カ月を過ごしてくださいね。
Mount Roskill Grammar School (マウント・ロスキル・グラマー・スクール)
生徒数2200名の大規模な学校である。生徒の潜在能力を尊重し、責任感や自他の尊重、異文化理解を 深める教育を重視している。課外活動も熱心に取り組んでおり、協調や独立の精神を身につけさせ、卒業後の進学先や就職先で役立つ技能・習慣の習得も目指している。
Mさん
「留学前にたてた目標は?」と尋ねると、「スピーキング力アップと感謝の気持ちを忘れない」と答えてくれたMさん。留学に来させてもらった環境に感謝しつつ、今の自分に足りないことをしっかりと話していました。また今回の留学で、考え方や認識の仕方という点で、日本は狭い社会だと実感したとのこと。良い意味で、細部にこだわりすぎず、大らかな気持ちで生活しておられるNZの方々から学んだその感覚は大切にしてほしいです。また、本校の多文化理解の授業で学んだ中国語・韓国語のおかげで交流できたことも、次への学びにつながりますね。現地学校に入学直後は戸惑いもあったようですが、「後悔しないように頑張ります!」という言葉通り、残りの時間をより一層有意義に過ごしてくれることでしょう。しかし、「日本の学校が恋しいです」という一言は、担任としては正直、少し嬉しかったです。
Tくん
何より、いつものTくんの満面の笑顔を久しぶりに見ることができて安心しました。学校生活の中では「何かあったら、つい日本人に頼ってしまうんです…」と素直な気持ちを話してくれました。今日からは大好きなバドミントンの活動にも参加するので、他に日本人生徒がいない中、英語でコミュニケーションをはかる機会も増えますね。運動も英会話もどちらも全力で頑張ってくれることでしょう。
授業では、特に理科で出てくる難しい単語に苦戦しているようですが、調べながら一生懸命取り組んでいるとのこと。板書事項をノートに書くも大変そうですが、リスニング力を伸ばしたいという目標を達成するためにも、毎時間の授業を大切にしてください。
ホームステイ先ではずいぶんたくさんのマカロニを食べていると話していました。
Glendowie College ( グレンドウィー・カレッジ )
公立の共学校で、市の中心に近く、港やビーチ、ゴルフなど様々なアクティビティができる場所も周辺には多くある。留学生の受け入れにも積極的で、異文化から互いに学び合うことを推奨している。文化的活動にも熱心に取り組んでいる学校である。
Kくん
向上心があり、現地学校の授業だけではなく、様々な社会的な話題などについて、もっと英語で議論する機会を持ちたいと話していました。また自分の将来の目標達成のためにもまだまだ勉強しなければならないという意志も強く感じられました。Businessの授業ではレポートの作成があり、難しい課題ながらもしっかり取り組もうとしている様子でした。学校の中では日本人と接することはあまりないので、英語でのコミュニケーションはとれているとのこと。学校内外で企画される様々な活動の情報も積極的に集め、自分のさらなるブラッシュアップにつなげてほしいと思います。 ホストファミリー宅では、小さなお子様と遊んだり、家族とビーチに行ったこともあったそうです。
Iさん
現地学校の授業では、数学の時間に特殊な電卓を使って関数を習っています。また、理科は、ホストシスターに教えてもらいながら、授業についていくために一生懸命努力していると話していました。日々の宿題に追われ忙しいながらも、自由参加で行われた水泳大会にも参加するなど、積極的に活動しています。日本人生徒と交流する機会はなく、休み時間も現地学校の生徒たちの英会話に必死に耳を傾けているそうです。ホストファミリー宅では、実は苦手なナス料理が頻繁に出てくるとのこと…。(もちろん好き嫌いを言わずにいただいています。) 寝る前に甘いデザートを出してくださった時は、さすがにためらったとか。夜はよく寝ているそうで顔色もよく、いい笑顔を見せてくれました。
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