NEWS / お知らせ

9月29日（木）
本校と連携協定を締結している龍谷大学様から農学部の先生方をお招きして、「龍谷大学アグリカフェ」を実施しました。コロナ禍の影響により2019年以来、久しぶりの実施となりました。

今回は、植物生命科学科の古本強先生、食品栄養学科の石原健吾先生にお越しいただき「カレーの真実～辛さとおいしさの秘密～」というテーマで約2時間、グループワークも交えながら、選抜コース1年生・2年生の生徒達にご講義いただきました。
「辛みは食べた瞬間ではなく、後で感じる」という古本先生のお話を実際に体験しようと数名の生徒がトウガラシの実食にチャレンジしたり、石原先生のご講義では、カレーに使われるスパイスに関して調合に挑戦したり、数種類のスパイスの匂いの嗅ぎ比べをしたりと、終始楽しみながら学ぶ事が出来ました。

参加した生徒達は、「唐辛子はなぜ辛いかなんて、身近過ぎて考えたことがなかったのでとても良い体験となった。」と述べるなど、あっという間の2時間だったようです。

このような機会を提供してくださった龍谷大学農学部の皆様、高大連携推進室の皆様、ありがとうございました。

（以下参加生徒のコメントを一部紹介します）

・今まで全く興味がなかった農学部でしたが、スパイスの調合や激辛唐辛子を通して興味がわきました。
・農学といえば「農業」というイメージが強かったので、そのイメージが覆り、より関心が高まった。
・私は文系でこれからの進路において商学や経営学を希望しているが、マーケティングなどに理系分野の知識を活かせると感じた。
・ネズミにもスパイスの好き嫌いがあるのを知った。
・いろいろな実験を通してこれからの社会に役立つようなことを発見して、それらを社会に活用していける学問を自分もやってみたい。
・農学部は、「農業」・「動物の育て方」を学ぶ学部だと思っていたが、想像とは異なり、自分たちが生きていくうえで大切な研究をしていることを知り、農学部への印象がかわった。