中学2年生 職業体験
10月19日(水)~21日(金)の3日間、卒業生をゲストティーチャーとして迎え、職業体験を実施しました。
今回の職業体験の目標は二つあります。
一つ目・・・卒業生が社会で活躍する姿を見て、将来、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するために必要な資質や能力は何かを考えるきっかけとすること。
二つ目・・・日本・奈良の伝統文化を守り続ける理由や働くことの意義を聞き、伝統文化の重要性に気づくとともに、それを国内外に伝える役割を果たすこと。
19日はゲストティーチャーとして大塩恵旦さんをお招きし、奈良の伝統工芸品である赤膚焼の絵付け体験をしました。
貴重な作品や高価な器を直接触らせて頂き、本物に触れる機会を得ました。
20日は茶筌講義と和菓子作り・茶道体験を実施しました。
茶筌講義は生駒市高山町にある「翠華園 谷村彌三郎商店」から谷村圭一郎さん、ゆみさん、和菓子作りは奈良町にある「寧楽菓子司 中西与三郎」から中西克之さん、テーブル茶道講師として今西雅子さんをゲストティーチャーとしてお招きしました。
茶筌がどのようにして出来上がるのか、和菓子はどのようにして作られているのか、お茶の作法はどういうものなのかなど、生徒にとっては初めて知ること、初めて経験することばかりでした。
また、茶道発祥の地が本校の近くにあることもほとんどの生徒が初めて知る機会になりました。
21日は2日間の振り返りとして、将来仕事をする上で今、自分たちが身につけておくべきことや奈良の伝統文化についてグループ内で発表をしました。
3日間を通して、卒業生の活躍を実感し、自分が働く姿を想像しながら今自分にどんなことが必要かを考えることができたと思います。
ご協力いただいたゲストティーチャーの皆様、ありがとうございました。