中2夏合宿 龍谷大学訪問・里山学習
2023.7.20~
7月20日から21日にかけて、連携協定校の龍谷大学と滋賀県立美術館を訪問し、里山の自然環境について学びを深めました。
1日目は龍谷大学深草キャンパスで「大学を知ろう!」というテーマのもと、大学での学びの在り方を教わりました。
大学とは「社会問題や課題を解決するために研究する場」「人生を豊かにするために研究する場」。
そして「社会に貢献できる人材を教育・育成する場」であること。
様々な問題に対して「誰かがしてくれる」ではなく自分のことと捉え、「自分に何ができるのか」を問う姿勢が大事であるとメッセージをいただきました。
2日目は龍谷大学瀬田キャンパスを訪問し、「龍谷の森」の散策と講義をしていただきました。
「龍谷の森」では散策した場所が150万年ほど前まで琵琶湖の湖底であったことから、地質学的な環境と生息する生物種の違いについて学びました。
また、森林の構造について鉄塔に上りながら高さと葉のつき方を観察しました。
龍谷大学 横田先生の講義では、山の特徴と人間生活の関りを教えていただきました。
生徒たちにとってなじみ深い平城京や当時の森林利用に触れながらお話をいただき、「持続可能性を考えるのであれば、目に見える部分だけでなく、目に見えないところまで想像力を働かせて考えることが大切である」と学びました。
その後、滋賀県立美術館を訪れ、美しい滋賀の里山風景と人々の生活を収めた写真展を見学しました。
また、学生の案内によるキャンパスツアー・学食体験や、夜には先生方の計らいでサプライズの花火大会も実施されました。
とても充実した2日間であり、みんなで楽しく親睦を深めつつ、自然環境と人間との関りについて大いに学びを深めることができました。
今回の訪問でお世話になりました、龍谷大学先端理工学部の横田先生、環境生産工学課程の先生方、並びに高大連携推進室の生谷様に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。