奈良育英中学校のお知らせをご案内します。
10/20-22の3日間で『奈良学』を実施しました。
『奈良学』とは、奈良市内にある文化遺産や観光名所等を調べて深く理解し、その魅力を発信する活動のことです。
地元に住んでいると当たり前の存在になってしまいがちな奈良県の文化や観光名所の魅力を再発見し、それを県外の人にも知って頂くことを目的としています。
1日目は班ごとにテーマを決め、それぞれのテーマにまつわる場所やそこにあるモノについて図書館で調べました。
翌日の実地調査の計画を練り、工程表を作成しました。
行先と時間を決定するだけではなく、現地調査にかかる経費なども計算して予算案と共に教員に提出し、承認を得なければいけません。
次に承認された工程表をもって、翌日の現地調査へと出発します。
現地に赴くまでの調査段階は、例年に比べてかなり早いスピードで調査が進みました。その理由の一つとして、1人1台端末の存在があります。
例年の『奈良学』の活動は事前学習で図書館の本を用い下調べをしていましたが、今年の中学3年生は1人1台ChromeBookを持っており、それを使って一人ひとりが主体的に調べることができました。
2日目は前日に作成した工程表をもとにして、班ごとに現地調査へ繰り出します。写真2,3枚目の班は法華寺、清水山平安寺、平常宮跡へ行き、それぞれの歴史について調べました。
特に平城宮跡では、図書館での事前調べでは分からなかった大極殿のスケールを生で体感し、現地調査に大変満足して学校へ戻ることができました。
それぞれの班が自分たちで決めたテーマに向かって真摯に向き合い、しっかりと調べることができました。
3日目は2日間の調査を元に、プレゼンテーションの準備にかかりました。
それぞれの班が調べてきたことについて5分という持ち時間を使って発表します。
ここでは3年生の担当教員がICTの活用方法やプレゼンの基礎知識についても丁寧に説明をしながら準備を進めました。
来る学年発表会、そして中学全体での発表へと向けてしっかりと準備をしていました。当日の発表が楽しみです!
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