育英西のPBL『お弁当総選挙』
今、学校の授業では高い学力の習得だけでなく思考力や人間関係など、社会に出た時に役立つスキルも重視されています。それは5教科のみならず、さまざまな教科で実施されるべきものと育英西では考えます。
本校では 、毎年高校1年生時に家庭科調理実習の中で弁当作りを行っていましたが、本校が推進する「女性学」の一環として食への関心を高め、食育とは何かを考える場として、この取り組みを再定義しました。
この取り組みでは、本校食堂を運営している㈲村井食品にお願いし、選ばれた弁当のレシピをもとに生徒が主体的に「人のため」の食事を考え商品化します。
さらに、この取り組みが地域貢献の一環としてお弁当総選挙で商品化されたお弁当の売り上げの一部を、社会福祉協議会に寄付させていただくことを締結しました。
生徒の「選挙」で商品が決定
お弁当総選挙で選ばれた4チームのお弁当の商品化に向けて、販売業者の方との打ち合わせを行いました。
生徒達が考えたお弁当のレシピを元に業者の方が試作してくださったお弁当を試食しながら、自分 たちの考えたメニューが再現されているか、味付け や盛り付けについてもチームで相談しながら確認しました。
いいばしょプロジェクトとコラボレーション
去る4月7日、本校生徒会や校長北谷成人をはじめ、育英西の食堂委託業者である村井食品、そして社会福祉法人奈良市社会福祉協議会の3者が集まり調印式を行いました。その様子をNHK奈良支局が取材をし、その取り組みがニュース番組で放送されました
http://www.nhk.or.jp/nara/program/report/index.html#0407