育西プロジェクト

2022年10月28日、高校生対象の２学期「輝く女性シリーズ」講演会として、ＮＰＯ法人ピースポット・ワンフォー理事長・森田かずよさんを講師としてお招きし、『違う身体から見える世界』というテーマでご講演を頂きました。

東京2020パラリンピック開会式でソロでダンスを披露されたダンサー・俳優である森田さんは、様々な先天性の障害を持って生まれてこられ、今も義足を装着して車椅子での生活をされています。

森田さんは「みんなと同じことがしたいだけ」という気持ちを支えに、子ども時代から果敢に歩んでこられた人生を語ってくださり、そして高校生全員の前で、義足を外した状態でダンスのパフォーマンスを披露してくださいました。

踊ることによって自分の障害を受けとめ、自分の身体をきれいだと思えるようになったと語られた森田さんの「私は私以外の何者でもない。皆さんの身体も、それぞれみんな違っていて、みんな美しい」というメッセージに、私たち一人一人、皆それぞれ自信をもって自分らしさを認め、誇りをもって表現していけばいいんだと、背中を押された気持ちになりました。大きな勇気をもらうことができたお話でした。