育英西中学校・高等学校

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輝く女性講演会【作家・クリエイター 岸田奈美さん】 2025/02/28 NEW

2月26日(水曜日)、5・6時間目に「輝く女性の講演会」を実施しました。

本日は、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」というテーマで、作家の岸田奈美先生をお招きして、素敵な講演いただきました。

【講演者経歴:1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会企業学科2014年卒。在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年に渡り広報部長を務めた後、作家として独立。2020年2月〜講談社「小説現代」でエッセイ連載。

2020年1月「文藝春秋」巻頭随筆を担当。経済メディア「NewsPicks」プロピッカー(2020年3月-5月)。2020年9月初の自著『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(小学館)を発売。

世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーズ。 Forbes 「30 UNDER 30 JAPAN 2020」選出】

 

本校で開催された講演会に、作家の岸田奈美さんをお迎えしました。ユーモアあふれる語り口で、ご自身の経験を交えながら、人生の様々な局面での学びや気づきをお話しいただきました。

 

最初に講演会を企画してくださった育西会の庄司様より、岸田奈美さんと知り合った経緯を説明いただきました。

 

家族と共に生きること

岸田さんは、ダウン症の弟さんや車椅子生活を送るお母様と共に、家族としてどのように向き合ってきたのかを語ってくださいました。弟さんが小学校に入学する際の気持ちや、家族内での関係の変化などを率直に話され、「家族を愛することは、愛せる距離を探ること」という言葉がとても印象的でした。

 

人生の選択と挑戦

お父様の突然の死や、お母様の大病を乗り越える中で、岸田さんは「恩返し」として自分の道を切り開く決意をしました。作家としての道も、ブログを通じて独自に築き上げたものであり、「好きなことを発信し続けることで道は開ける」というメッセージが、多くの生徒の心に響きました。

 

社会とつながる

大学時代に「バリアバリュー」というベンチャー企業に関わり、バリアフリーの視点を活かした活動を始めた岸田さん。お母様も講師として活躍し、多くの人と関わることで「生きていてよかった」と実感されたそうです。日本や海外での障害者への対応の違いについての話もあり、「声をかけることで助け合いが生まれる」という学びを共有してくださいました。

 

 

生徒代表からのお礼の言葉:塩見 柚葉さん

最後に

岸田さんの講演は、家族のあり方や挑戦することの大切さ、そして社会とつながることの意義について考えさせられるものでした。「文章が書ける社長」として、これからも多くの人に影響を与え続ける岸田さんの言葉を、私たちも大切にしていきたいと思います。

ご講演、ありがとうございました!


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