育英西中学校・高等学校からの各お知らせをご案内します。
12月4日(水)に龍谷大学(京都市伏見区深草、学長 入澤 崇)深草キャンパスにて「高大連携に関する包括協定」を締結しました。これまで数年間、両校は共通の目標である「女性理系人材の育成」を目指し、女子校である育英西中学校および高等学校の生徒たちへ龍谷大学先端理工学部(瀬田キャンパス)の施設を活用した教育プログラムを実施してきました。
龍谷大学深草キャンパスにて実施した協定締結式の様子
左より:龍谷大学 学長 入澤 崇/育英西中学校・高等学校 校長 北谷 成人
【龍谷大学 入澤学長コメント】
育英西高等学校は、学校法人奈良育英学園のもと1983年に設立され、昨年創立40周年を迎えられた女子中高一貫校です。
同校では、中高6年間を通して、従来の知識伝達型の教育に加え、全教科でプレゼンテーションやディスカッション、レポート等を多く取り入れた双方向の探究型授業を行い、生徒の力を多面的に評価する先進的な教育を実施されています。
また、近年は理系人材・理系女子の育成にも力を入れておられます。これまで育英西中学校・高等学校それぞれの生徒を、本学先端理工学部で受け入れ、中高大連携を重ねて参りました。
多様な教育に取り組む同校と、「国際社会で活躍できるグローバル人材の育成」「多文化共生キャンパスの実現」を掲げる本学とは、親和性が高いと考えており、今回の協定締結を機に、更なる連携が進むことを期待しています。
【育英西中学校・高等学校 北谷校長コメント】
本校はこの10年間、時代を担う「自立女子」「理系女子」の育成を目標に掲げ、探究学習を教育の柱にしてまいりました。7年前からは、中学校で国際バカロレアMYPを導入し、その中学生の高校への内部進学に合わせて、高校の教育改革も実施してまいりました。また、現在本校では、より偏差値の高い大学への合格を目標に学習させる受験指導から、生徒自身が将来を見据え、それを目標に学習させる進路指導に転換しています。
これらの取り組みの中で、龍谷大学とは、この数年、理系人材・理系女子の育成を目的として、多様な教育連携をさせていただき、生徒が将来、大学では何を研究し、どのような職業選択をするかを考える機会を多く作ることができました。
この度、奈良県で唯一の女子の中高一貫校である本校が、長い歴史をもつ私立大学である龍谷大学と高大連携協定を締結できたことは、とても誇りに思っております。この協定をきっかけにより高度な高大接続の在り方を作り上げることができたら素晴らしいと思います。
龍谷大学のHP
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-15839.html
◇これまでの連携事業の一例
https://www.ikuei.ed.jp/ikunishi/news/project/j2ryukoku2024/
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