育西スケッチ

　7月9日(火)、助産師の山下百子先生を講師にお迎えして、「いのちと性のおはなし会」の講演会を実施しました。この講演会では、私たちが大切に育てられてきたという歴史や子宮の中の胎児の力などを学ぶとともに、今ある命は奇跡とも言える、尊いものであるということを改めて感じることで、「いのちの大切さ」を学ぶ機会としています。

　講演会の途中には4人の赤ちゃんゲストが登場してくれました。生後2ヶ月から1歳6か月の赤ちゃんたちの登場に、生徒達は大喜びしていました。赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、お母さまから子育てのお話を聞いて、子育ての大変さはあるものの、子どもにとって一番信頼をおける人は親なのだというお母さまにとっての喜びを教えてもらいました。

　最後に、予期せぬ妊娠とその先にあるものを学んだうえで、自分のライフプランを具体的に考えました。そして、山下先生から「生まれて来てくれてありがとう。あなたたちが今ここにいるのは当たり前ではない。素晴らしいことです。本当にありがとう。」というメッセージをいただきました。自分に与えられたいのちを大切にして人生を歩んでいくということや、今私たちの周りにあるいのち・これから出会ういのちを大切にしようと決意を抱いた素敵な講演会でした。