育英西中学校・高等学校の日常のワンシーンをご案内します。
新年明けましておめでとうございます。本日1月7日(火)、3学期の始業式を迎えました。
久しぶりに全校生徒が体育館に集まることができました。
まず校長先生による講話です。
高村光太郎の詩「冬が来た」が紹介され、「冬」はただの季節を指すだけでなく、人生における厳しい試練を象徴するものだというお話がありました。受験を控える生徒や進路が決まった生徒に向け、これから訪れる困難や挑戦をしっかりと受け止め、それを乗り越えていく力を養ってほしいとの激励の言葉が送られました。
また、「ぞうさん」や「一ねんせいになったら」で有名な、まど・みちおさんの詩「ぼくはここに」にも触れられました。この詩には、存在していること自体が素晴らしいというメッセージが込められており、自分自身や他者の存在を肯定し、互いの違いを尊重し合うことの大切さが語られました。校長先生は、この考え方が日々の学校生活や人間関係の中で重要であることを強調されました。
次に生徒指導部長の荒木先生より講話をしていただきました。
「友達との会話を楽しみながら冬休みを振り返ることで、新学期への心構えを整えるきっかけにしてほしい」と生徒同士が冬休み中の過ごし方について話し合うことから始まりました。
一方で、冬休み中の講習期間において、一部の生徒が服装や交通マナーを守れていない場面が見られたとの指摘もありました。「ルールを守ることは、自分だけでなく周りの人を守ることにつながる」と、改めて規範意識を持つ重要性について語られました。
講話の最後に、「この始業式を経て、これからどう行動していくかを一人ひとりが考え、良い3学期のスタートを切ってほしい」という呼びかけがありました。
次に家庭科の安達先生より「第11回お弁当総選挙」の結果発表です。選ばれた4チームのお弁当は商品化していく予定です。詳しくは以下のリンクよりご覧ください。
最後に表彰伝達を行いました。税に関する作文などで多くの生徒が表彰されていました。
3学期は、年度の締めくくりであり、次の新しいステップへの準備期間でもあります。生徒一人ひとりが自らの課題に向き合い、挑戦を重ね、成長していくことを期待しています。
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