100周年記念として書を寄贈していただきました
- 2016-08-23
この度、学園創立100周年を記念して、奈良育英中学校・高等学校の卒業生の甫田様より、書を寄贈していただきました。
この書は甫田様のお父様であり書家の甫田 鵄川(ぼた しせん)様がお書きになったものです。
書は多くの方にご覧いただけるように、オープンスクールや行事等で使用する奈良育英中学校・高等学校の多目的室に掲示しております。
奈良育英にお越しの際は是非ご覧ください。
昭和43年 卒業生
寄贈 甫田 守邦 氏甫田 鵄川 先生 書
「游優の暇なし」
花、闌(たけなわ)なれば則(すなわ)ち落ち、
日、中すれば則ち昃(かたむ)く。
人、壮(そう)なれば則ち老(お)ゆ。
百年の間(かん)、黽弁(びんべん)の急ありて
游優の暇(いとま)なし。
《吉田松陰のことば》【訳】
花は満開となれば、やがて落ちる。
太陽は南中すれば、やがて陰りはじめる。
人は、壮年を迎えれば、やがて老いていく。
百年の間、必死で勉強するべきであり、
ゆったりとくつろぐ暇などはない。